学生・研修医の方へ

医局長 三島 圭介

三島 圭介

未来の消化器外科医を目指す研修医、専攻医のみなさんへ

『日本医科大学武蔵小杉病院 消化器外科』は内科と外科が一体となった『消化器病センター』が前身であったこともあり、手術を含めた外科治療はもちろんのこと、内視鏡検査や治療、さらに抗がん剤治療といった内科の技術と知識もしっかりと学んでもらいます。グループは上部消化管、肝胆膵、下部消化管の3つにグループが分かれており、各グループにその臓器の専門医や日本内視鏡外科学会で認定される内視鏡外科技術認定医を数多く有しております。スタッフ以外は3か月おきに各グルーブをローテーションしながら各臓器の手術手技と知識を身につけ、外科専門医や消化器外科専門医に必要な症例数を経験してもらいます。

当施設は虫垂炎や急性胆嚢炎などの救急疾患が多いため、緊急手術や腹腔鏡手術もたくさん経験できます。ローテーションで回ってくる研修医の先生にも積極的に虫垂炎や胆石症の執刀医を担当してもらいますので、ぜひ当科を研修して頂きたいと思います。

そのほか、日本消化器内視鏡学会が定める専門医の取得を目的として、消化器内科での内視鏡研修プログラムをカリキュラムに取り入れています。さらに、学会にも積極的に参加してもらい、学会発表と同時に地方での楽しい思い出も作ってもらいます。

活気あふれる消化器外科の雰囲気をぜひ感じに来てください。病院施設や医局の見学、さらに体験入局などのご希望があれば下記アドレスまで気軽に御連絡ください。
みなさまと一緒に働けることを楽しみにしています。

日本医科大学武蔵小杉病院 消化器外科
k-s-k0923@nms.ac.jp
医局長 三島 圭介

横田 崚

横田 崚

消化器外科医を志したきっかけは?

私は当院で初期臨床研修を行いました。研修医の時、消化器外科をローテートした際に衝撃を受けたことがあります。それは、どれほど忙しくても1日3回患者さんのベッドサイドに足を運んでいた先生方の姿でした。その姿を見たとき、心の底から尊敬でき、私の理想とする医師像であると思い、消化器外科医になることを決心致しました。
消化器外科医になり3年目となりますが、消化器外科医となったことを後悔したことは一度もありません。もちろん日々の業務は過酷で、臓器が多い分勉強しなくてはいけない量も多いです。毎日朝早く病院に行き、気づくと夜ということも多いです。しかしそれ以上にやりがいはあります。自分が手術した患者さんが元気に帰っていく姿を見るのはうれしいものです。日々そのようなやりがいに触れながら、消化器外科医として成長できていることを実感しています。同じような志をいだく後輩たちと一緒に切磋琢磨できる日を心待ちにしております。

日本医科大学武蔵小杉病院、 消化器外科の魅力や選んだポイントは?

私は日本医科大学出身で、武蔵小杉病院で研修をしていました。これを聞くと、井の中の蛙状態で何となく入局したのかなと思われるかもしれません。しかし、研修の際、いくつか外部の病院にいきましたが、これほど雰囲気のいい医局はありませんでした。グループ全員で回診をし、患者さんを訪ね、治療方針について話合うのはもちろんのこと、仕事が終わった後もみんなで食事に行ったり、飲みに行ったりとオンオフもしっかりしています。悩んだことがあれば個人的に話を聞いてくださる先輩方ばかりです。
当科には日本内視鏡外科学会の技術認定医、高度技能医、指導医が数多く在籍しており、後輩の指導にも力を入れています。また一般的に外科医は内視鏡検査は行わないという病院は多いですが、当科では内視鏡も行っており多くの医局員が内視鏡専門医を取得しております。
手術もでき、内視鏡もできるという医局はそう多くはありません。
当科は消化器医として成長できる場であると私は考えています。

学生さんや研修中の先生方へのメッセージ

学生時代の同期たちに、「消化器外科って緊急とか多いし、忙しくて大変じゃない?よくそんな科を選んだね。」とよく言われます。たしかに朝は早いし、手術が夜中までかかることもあります。病棟からの電話の量もはんぱないです。でもそれ以上にやりがいがあります。達成感があります。自分が手術した患者さんが元気に帰っていく姿を見ると、この科を選んでよかったなって本当に思います。手術のとき、ちょっとしたことでも上手くいくとうれしくなります。たしかにつらいことはたくさんありますが、1日1日自分が成長していることを実感できる科は他にはありません。
一生のめりこめる科を探している人は、ぜひ一度日本医科大学武蔵小杉病院、消化器外科を見に来てください。

梁井  由香子

消化器外科医を志したきっかけは?

もともと学生の頃から消化器分野に興味があったことに加えて、2年間の初期研修を通して、診断から治療まで一貫して行うことのできる点に魅力を感じ、消化器外科を選びました。
そして、外科は他科と比較すると女性医師の割合は少ないですが、患者様は女性の方も多くいらっしゃいます。研修期間中に担当した患者様から、女性医師に診てもらえてよかった、と言っていただくことが多々あり、他科と同じように消化器外科においても女性医師の必要性を感じたこともきっかけとなりました。

日本医科大学武蔵小杉病院、 消化器外科の魅力や選んだポイントは?

日本医科大学武蔵小杉病院消化器外科の医局は和気あいあいとしていて、アットホームなところが魅力だと思います。熱心に指導して下さる先輩方がたくさんいて、困ったときも相談しやすい、とても温かい医局です。
また、執刀の機会を多く頂けることも入局を決めた理由の1つです。上級医の先生方に指導して頂きながら、多くの執刀機会を頂いており、とても恵まれているなと感じています。

学生さんや研修中の先生方へのメッセージ

消化器外科というととても忙しく、大変なイメージがあるかもしれません。
確かに大変なこともあります。しかし、患者様が元気に歩いて退院していく姿をみると、とてもやりがいを感じます。また、知識だけではなく、技術も身につけなければならないからこその悔しさや楽しさがあります。
外科に少しでも興味のある先生方は、ぜひ一度見学にいらしてください!

TOP